無目的日記昼凪

暖かい日差しの中の海、波ひとつないどこまでも続く平穏な地平線

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バイト1
帰り道、すごい風 たいふうみたいだ
雨の降らないうちに急いで帰る
アイジーに帰ると二階のソファーで同居人がねむっていた
冷蔵庫から缶チューハイを取り出してちびちび飲んでいると、「今日は寿司があるよ!」とうれしそうな同居人
寿司をたのしみに粛々と作業

夜、漾々の営業が始まりアイジーの照明が変化する
そのうち同居人が「まなみさん、寿司と亀がいるよ!」とわたしを呼んでくれる 亀?
降りるとほんとうに寿司と亀だった
近所のお魚やさんがカウンターで寿司を握っていた
そして床には亀
「かめへん」という名前のその亀は、さんぽ紐を引きずって自由に動き回っていて、甲羅はスワロフスキー的なものやキティちゃんでキラキラにデコられていた
亀っていがいと歩くの早いんだな
寿司はとうぜんのようにおいしく、人の手で握られた寿司を久しぶりに食べたことにきづいた
家に帰って今度は同居人の買ってきた寿司を食べた 1日に2回寿司食べたの初めてかもしれん