無目的日記昼凪

暖かい日差しの中の海、波ひとつないどこまでも続く平穏な地平線

今日から飛騨高山でキャンプ&ライブ 台風の影響でぎりぎりまで開催を迷ったようだが天気予報を信じて決行
朝起きたとき、台風ですし? みたいな当然の顔をして雨が降っていてふつうにショッキングだった

京都組は、KINEMASからはムッティーさんと慶司さん、あとはシンガーソングライターの後藤雪絵さんとスタッフのでっちゃん、わたし、の5人での乗り合わせ
午前10時前、京都で荷物を積み込んでいる最中に雨が上がった
5人分の荷物と機材でレンタカーはパンパン パズルのように組み替えてなんとか積み込み出発
旅といえばヴィジュアル系(局地的な常識) X JAPANを聴きながら高速を走る 滋賀のあたりでまた雨が降ってきた 高山市の降水確率は10%だったのだが、にわかに信じ難く思う

サービスエリアで楽しんだりしながら、午後2時前、わりとゆったりとキャンプ場に到着 わたしなんか、目的地があるとそれまでは楽しむことを忘れて直進してしまうタイプなのだが、こうやって要所要所できちんと楽しめるところ、途中経過をも楽しめるところ、大人だな〜と思って(いや関係あるのかは知らないが)見習うべきことに思う
会場、なんと雨は上がっている 曇りでちょうどいい感じ 牛がいた
続々とメンバーが到着し、とりあえず乾杯を済ましたら各々作業へ
手練れのキャンパーが何人かいるためおかげさまで何もかも準備が早い サッサとタープを張りサッサと火を起こし肉を焼き始める 同時にカレーを作る 米を炊く

17時ごろ、ライブ会場となるキャンプファイヤー前に搬入開始 広い空に映る夕焼けがきれい
日が暮れてきたころ、みやしーさんがキャンプファイヤーに点火 さあライブ始まり
ふつうにキャンプに来ていただろう初見のお客さんがたくさん踊ってくれていたのが嬉しかった

ライブ後、打ち上げというか普通に飲む 火のまわり、バンガローの中、それが嫌なら一人で散歩に出てもいいしコテージに戻ってもいい 逃げ場がたくさんあっていい わたしはバンガローの中で風を避けながらちびちびと酒を飲み喋っていた
なんだかだんだん無茶ができなくなっている自分に気付いてしまう たくさん酒を飲もうと思えない 当然翌日があるからなのだが こういうときの自分はどこか拗ねていて斜に構えていてちっともおもしろくない
午前1時過ぎ、コテージに戻る 先に戻っていたはずの亜矢子さんが後から帰ってきて「星を見に行ったのに曇っていてちっとも見えなかった」と言っていた