無目的日記昼凪

暖かい日差しの中の海、波ひとつないどこまでも続く平穏な地平線

夏ぶとん、薄い羽毛なのだが、軽過ぎてなんだか心許ない タオルケット一枚だけかけられているような感じ
かと言って厚いふとんはもう暑くてむりだ 

夜は撮影 ZOOMでしゃべっている様子を撮影している、その様子を撮影している 何を言っているのかよく分からないかもしれないが5台ほどのカメラが同時に動いていた
こんな世の中で、あたらしいことがどんどん起こる 生活が、人生が大きく変わってゆく人を見ていると、自分の変わらなさにおどろく いや変わってんだけどな 人を見ていると、ああわたしは変わらないなと思ってしまう
躍進力というか運動力というか わたしは転がる石形式 坂道にいなきゃ

ポートフォリオサイトの肩書き、「フォトグラファー」と言っているのだが、正直しっくりきていなくてどうしようかと思っている
いや、あれはいちおう写真用のサイトで、名刺の肩書きもフォトグラファーとしているし、そもそもフォトグラファーとしてのポートフォリオなのだから肩書きはフォトグラファーでいいのだが、書き物のページも作っているところに往生際の悪さが窺える し、人にこれわたしのサイトですと見せるとき、やはりフォトグラファーですと言い切らないほうがいい気もしている
とはいえ変な肩書きも嫌で、そう、わたしは変な肩書きがいっとう嫌いなのだった たまにいるでしょ 変な肩書きの名刺持ってる人 言っていることや利点もわかるけれど自分がそれをすることをなかなか生理的に受け入れられない
と言いながら家でしゃべるときにはナチュラルに独自の造語を使いまくっているし、素質はあるんだろうな 嫌だな
名刺交換についてももう少し考えなくてはならない 名刺交換のうまい人は、交換するときに自然にアピールを挟んでくる わたしはそれが苦手で、とにかく時間を使わせてしまってすみませんという気持ちでいるので、早くそのやりとりを終わらせようとしてしまっている
というかもう肩書きがいらない 正直肩書きがいらない 名乗りたくないし定義されたくもない 人に何か思われたくないし何もしないでほしい 誰にも会いたくないし何もしたくないしどこにも行きたくないしどこにもいたくない おわった 終了 ありがとうございました では来世で