無目的日記昼凪

暖かい日差しの中の海、波ひとつないどこまでも続く平穏な地平線

急に暖かくなっていて驚く。朝方目が覚めて暑くて、キャミソール一枚になった。

昼過ぎまで、軽く二日酔い。あの程度の飲酒量でこの程度の二日酔いをしているようじゃもうむりじゃないか。

筍をもらったので筍ご飯を炊いた。洗濯をして部屋に干す。5月になったらそろそろ外に干そうかな。洗い物を片付けてシンクの掃除、パイプユニッシュまでひさびさにした。

たまごを人からもらい、二十玉もあまらせている。どうしよう。とりあえず余っていたピーマンを刻んでオムレツにして食べた。急に思いたって茄子を煮浸しにした。

ばたばたと多動な一日だった。あれをしようとした途中でこれをし、これをしている最中にあれを思い出して手を付け、そのうちぜんぶ忘れてパソコンに向かっていた。

 

料理を作って植物を触って洗濯物を干してたまに買い物に出る。毛布がふかふかだとかご飯がおいしいとか同居人が今日も帰ってきてうれしいとか、そういう幸せももちろん幸せだと感じるけれど、ときに、わたしはそういうオーガニックな幸せだけじゃ足りないんだからね、と思う。
だから未だに酒を飲むし、飲み出したら止まらないし、たまには朝まで飲みたいと思うし、久しく会っていない人にもたまに会いたいなと思うし、インターネットには深く潜りたいし、こっそり嫌な笑いを仕掛けるし、お金もいらないとは思わないし、もらえるものはもらっとけと思っているし、当然人に言えないこともする。