無目的日記昼凪

暖かい日差しの中の海、波ひとつないどこまでも続く平穏な地平線

前回月日会に日記を投稿し忘れたことをじみに引きずっていて、その期間の日記、成仏させられなかった、みたいな気分でいる。
会報が届き、もしかして嫉妬で読めないじゃないかみたいな気がしたが、読めた、ほっとした。

母の誕生日プレゼントをようやく郵送で送った。ひとつ肩の荷が降りた気分。ついでに家賃も振り込んだ。これだけやることを片付けちゃって、もうなんか今日はいい日だ。天気もいいし。カズキさんがしきりに「コロナうそやん」と言っていた。こんなご時世がうそみたいにのどかに晴れてるね、という意味だと思う。
と思ったらカメラが壊れている。レンズバリアが片方閉じない。こういうとき、何かデカいものをなくしたり壊したりしてしまったとき、信じられないという感情ともう何言っても仕方ないという感情が両方いっぺんにドカッとやってくる。「動じないよね」と言われるが、ものをなくし慣れているのでなくした瞬間からもう諦めているだけだ。

その後、夕方カフェで撮影。壊れたのがメインカメラじゃなくてよかった。たのしい時間だった。時間はずれのランチをいただいて帰る。隣で3杯目のビールを飲んでいる人を横目に、飲みたいのをがまんしていた。

修理に出すために保証書のコピーを取ったら本体をコンビニに忘れて、パジャマのまま慌てて自転車を走らせた。今日はあったかいな。まだ暖房はつけてるけど。
作業作業。初めて食べものの写真にフォトショで湯気をつけてみる。センスが問われるなこれは。湯気がどう立ち上ってどのあたりで消えてゆくのかを知らない。写真を撮っているとものを注意ぶかく見るようになるのはいいことだと思う。