無目的日記昼凪

暖かい日差しの中の海、波ひとつないどこまでも続く平穏な地平線

今日も写真作業

世界の終わりまで残り一週間だったら何をして過ごすかなと考えてみる
海へ行く そういう夢を昔見たな なぜ人は海へ行きたがるのか あとはあまり思いつかない そういえば去年の夏に書いた本は、世界が終わる(かもしれない)話だったなと思い出した 今まですっかり忘れていた その中の登場人物たちも何もしていなかった
ツイッターを見ていると、みんな好きな人や好きな場所がたくさんあるんだなと思った わたしはまったくそんなことはない

この(世間的に言う)コロナ自粛期間(いつまでだ?)になにがやりたいか考えてみる
ホットケーキを作る プリンの試作を重ねる 置いたままの本を読む 押入れの中をかたづける ナポリタンを作る 金柑のケーキを作る
これを思っていたのがたぶん一週間くらい前なのだが、今冷蔵庫に入っている金柑の甘煮はたぶんもうだめになっている 供養失敗 化けて出るなよ

同居人が、今日は6時ごろ帰ると思う、と言って仕事に行った 結局帰ってきたのは9時ごろで、それはいつもと比べるとずいぶん早いのだが、どうやらめちゃくちゃに疲れているらしかった 「髪型やと思う」「なにが?」「髪型が気に入らんのやと思う。刈ってほしい」 わたしはお腹が空いていたので若干機嫌がわるい
部屋の中で刈り上げの部分をバリカンで刈って、落ちた毛を掃除機で吸う はじめの一手はやはり緊張する 人の髪を染めるのも、バリカンで髪を刈るのも同居人と暮らし始めて初めて経験した 不慣れなことをやらざるを得ないし、責任が重すぎるので、いつも半ばキレ気味だ でも終わってみると笑えるんだな

昼は冷凍していた米を、夜はキャベツを食べた 缶チューハイを二本飲んだ 同居人は、スーパーで買った刺身と寿司とめかぶを食べていた ビールは三本 格差社会か?
もしかすると遠くないうちに引越しをするかもしれず、ちかごろはそのことをよく考えている