無目的日記昼凪

暖かい日差しの中の海、波ひとつないどこまでも続く平穏な地平線


大きくてきちんと整備された陸橋のような場所で仕事をしている 撮影?
わたしに関心があるらしい人がそれを見に来ているようだ
キャバクラにある感じの、インスタ映え用の光るアルマンドのパネルを持ってじっとこちらを見ている
しかしわたしは無視を決め込んでいる
彼は何か諦めたようにも見えた
ゴミ集めをしている厳格な男性に「それも捨てますか?」と聞かれて、あ、はい……と光っているそのパネルを差し出した

場所、大きな窓のあるビルのなか 窓からは外のビル街と夕陽が見える 隣に村島さんと、もう一人誰かがいる 誰かは分からない
ちょうど一番照っている時間で、目が開けられない
ビル街に反射してゴーストがチラチラ フレアでぼんやり
「これが合図」
誰かが言った
村島さんの歌にそんな歌詞があったなと思い出し納得するわたし(ない)