無目的日記昼凪

暖かい日差しの中の海、波ひとつないどこまでも続く平穏な地平線

真夜中、音楽が生まれる瞬間をみた もうずいぶん酒を飲んでいる 静かな鬱憤を何かで解消したくなる

なにげないふうを装って、ちょっとやってみよっかって言って始まる メインボーカル、コーラス、ギター
「人の歌ひさしぶりにちゃんと勉強したな」そう言ってたのしそう
作業中に、ちょっと、やるで! っていって部屋の中からいきなり引き摺り出されてきて「??」ってなってる人 でもそのうちハモりだす
わたしは軽音楽部のことを思い出す 音楽が始まった瞬間のこと
手探りなんだけどみんなたのしそう そのうち形になってくる なんだろうこの感動って わたしが音楽を好きなだけなのかな こういう瞬間があるから生きていてもいいと思う

一方だれにも会いたくない
だれと会ってもつまらん話ばかりでいやになる いや、つまらん話いがいの話があるのか 話はいつもつまらなくてくだらなくて意味がなくてそんなもん それを重宝できるか鬱陶しく思うかのどちらかしかない

これが両方表裏一体だからこまる
人はいつもそんなかんじ 不要不急でしょうそれこそ