無目的日記昼凪

暖かい日差しの中の海、波ひとつないどこまでも続く平穏な地平線

ベッド脇に置いてある、電池の切れた時計をそのままにしている まんがのアプリでまんがばかり読んでいる あやこさんもそうだと言うので、四日市であやこさんのおすすめを聞いた 見事にレディコミばかりだった あやこさんのことが気になる けれどどう関わっていいか分からない いつもそういうことばかりだ

あやこと言う名前の人、ことごとく好きな人ばかりですごい 子どものころ、一番近所に住んでいて、自分の人生のなかで唯一「親友」と呼んだことのある子も、「あや」と言う呼び名だった 今はもう消息すら知らない

人生の中で、今まで何人か、この人のことをずっと知りたい、と思う人がいた けれどそういう人のだいたいが、そのうちどうでもよくなった わたしはあやこさんをどこまで特別な人だと思っていられるだろうか