midnight web wave

いつかあの頃になる今のための、真夜中の波です

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イヤホンのむこうがわからうっすら蝉の鳴き声が聞こえる
聞き覚えがある音だった
昔のことを思い出す
わたしの誤算は、知っている人の増えた世界やなさけない生活を思いの外気に入ってしまったこと

関わっていた舞台の千秋楽を観て、ちょっと撮影
舞台の終わりはいつも少し寂しい

ちかごろぜんぜん街に出ていないなと気づく
ブラブラする、みたいなことがなくなった これはとても残念なこと
今何がはやっているのか、どういうものが主流なのか、しらない
こんな大人になるとは思ってもみなかったな
それは、インターネットとこんなに距離が離れるなんて思っていなかった、という感覚とも似ていて