midnight web wave

いつかあの頃になる今のための、真夜中の波です

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わたしは窓越しの写真がすきなのだが、なぜなのかと考えてみると、わたしは写真を撮るとき、どこか心象風景としてシャッターを切っているふしがあるのだとおもう
わたしの目を通して見るもの、イコールわたしの編集がほどこされているもの、イコールわたし越しの風景なわけで、わたし越しというのはまさにこのガラス一枚を隔てている感覚であり、そう思うと、窓越しの風景、というそれがいかにわたしの作品としてふさわしいかがわかる

一方わたしは写真を仕事にしたいと思っていて、というか仕事にするためにいま写真をやっているというふしすらあり、そりゃ写真を撮ることは昔から好きだし今も好きなのだがそれとこれとは話が別で、ともかく写真イコール仕事、仕事イコール写真であり、これはないしょの話なのだが、「わたしの撮った写真」を「わたしの作品」とは、実はあまり思っていないのだった
ともかく仕事の写真には窓越しの写真などほとんど必要ない ほとんどだが

ところでわたしには今仕事が足りていないので出張撮影サービスに登録してみた
3つのサイトに登録してみたがどうなんだろうか